仙台地区の701系にデジタル無線の取り付けが始まってからおよそ1年が経ちました。
その後E721系やキハ110系列、阿武隈急行の8100系と秋田地区の701系などへの取り付けが確認されています。
上記の車両についての紹介は、以前ここで取り上げた701系以外は省略しますが、先日719系0番台・H-17編成へのデジタル無線取り付けを確認できたので紹介します。
まずは運転室の方からです。
運転台の全体を撮影。無線機(写真左側)と電源状態を示す表示灯(写真右上)が交換されているのが分かります。
デジタル無線用の配線は運転台上部から出てきています。
この編成は誤通過防止装置搭載車なので、本来この位置には防護用具を入れる箱(※未搭載車はもっと下の位置に)がありますが、貫通路の乗務員室扉上に移設されています。(後述)
無線などの電源状態を示す表示灯は緑色の物からグレーの物へ。
他のデジタル無線搭載車と同じく、アナログ無線車と比べランプ類が増えています。
運転台から向かって左側の乗務員室扉の上には「乗務員無線2」のNFBを新設。
続いて助手席側と貫通路です。
デジタル無線用の機器が入ってると思われる箱。
701系の物と比べると薄い代わりに縦に長くなっており、座りながら前面展望するのは厳しそうですね。
最後に車外からの写真です。
デジタル無線用のアンテナは助手席側の貫通路寄りにあります。(赤丸で囲っている部分)
今のところこの1編成しか確認できていませんが今後に注目です。
※この記事は2016/02/16時点での情報です